春に出会う植物の香り -①
まだまだ風は冷たいですが、陽の入り方も変わり、鳥たちの可愛い音色が響き始め、自然の生命が生まれるエネルギーを感じるこの季節、春は近い。
お花が見頃のシーズンは是非、フレッシュなお花やハーブの香りに触れるチャンス。
春に出会える植物の香りの前に、注意として、天然である生の植物は繊細な香りなので植物に触れる際は香水や洗剤、柔軟剤等の強い香りは纏わない方が本来の植物のキメ細かな香りを察知しやすいです。
香水や日用品には様々な植物原料が謳われておりますが、人工的な香料がお好みの方々も、この機会に本物の植物の香りに触れ、ご自身のお気に入りの香水のメインになる植物の香りと比べてみるのもよいかもしれません。
繊細な自然の香りに触れる事は、自分の嗅覚を確認するにはお勧めの方法です。
植物によりますが、薄っすらでも植物の香りを感知できると問題ないでしょうが、ほとんど匂いが感知できないのであれば不調だと思うので、直ぐにでも強い香りを放つ製品とは距離を置き、自然の香りで嗅覚を鍛えていくと時間と共に少しづつ回復します。大切なのは気付き。
さて、実際は2月中旬頃より見頃を迎え、他の花より先駆けて春を告げる梅の花。
多数の品種もあり様々な梅の香りを楽しめます。
最も香気量が多く、フレッシュな香りを放つのは完全開花直後の朝がお勧めです。
ジャスミンのような香り(Benzyl acetate / 酢酸ベンジル)や
杏仁豆腐のような香り(Benzaldehyde / ベンズアルデヒド)をお花から感知。
毎日、自然の香りに接していくと、どんどん植物の繊細な香りの魅力に引き込まれます。
自然の香りで嗅覚を見直せ、周波数の高い植物と触れると自然と波動も上がり心地よい。
毎日、心地よい循環を。
0コメント